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シャトームートンロートシルト 1970 100%新品,2018

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格付第一級
パーカーポイント90点
このワインを試飲する機会はずいぶんたくさんあったが、これは私が出会った、もっとも欲求不満がたまるばらつきのあるワインの1つだ。
1970年ムートンは純粋な神酒になることもあれば、角のある、生硬な、恐ろしく硬くてタニックなワインになることもあったのである。
今回試飲した瓶は、シャトーが誤って出荷してしまったレゼルヴ・デュ・シャトーの1本で、ラベルには番号ではなく「R.C.」の文字が書かれていたのだが、デキャンタした時には査定不能だった。
硬くて、頑固な、足を踏み込めないスタイルをしていたためである。
だが、ほぼ8時間後、ワインはとてつもない開き方をしていた。
甘いカシス、タバコ、ミネラル、エキゾチックなスパイスの香りの古典的なブーケを見せ、豪勢な、フルボディの、厚みのある、ジューシーなワインとなっていたのである。
今回のワインなら、長時間デキャンティングしておけばこれほど並はずれた成長が見られるという説得力のある議論もできるだろう。
このワインには成長期間の大部分を通じてずっと当惑させられてきたが、今回の1本で安心した。
間違いない。このワインはムートンのカベルネ・ソーヴィニョン比率の高さのせいで、締めつけられているような、硬い、度量の狭い時期を過ごしたのだ。
飲み頃の高原部に入ったが、この時代の多くのワインに普通に見られる荒削りのタンニンを保持している。
《ボルドー第4版より抜粋》

かつては理解しづらいシャトーだった。卓越したワインを作り出すと同時に、とりわけ一級シャトーとしてはがっかりさせられるほど凡庸なヴィンテージが多かったのである。
ただし、1990年代半ば以降は一貫性が強まっており、1982年、1959年、1947年、1945年のような神秘的なムートンの特徴だった、豊かな、濃厚で豪勢なスタイルが表れるようになった。
もっとも、品質と安定感が以前より良好になったと言っても、ポイヤックの2つの仲間と同列には扱えない。
ラフィットほどは向上していないし、ラトゥールにもまだまだ追いつく必要がある。
超一流のワインではあるがムートンのワインは豊富なタンニンのせいで、時折だが心持にバランスに欠ける場合があるようなのだ。
しかし、このシャトーの場合もやはりほかのボルドーの最上級のシャトーと同様、最近の価格は急騰している。
また、セカンド・ワインのル・プティ・ムートンも、優良ではあるが、レ・フォール・ド・ラトゥールやカリュアード・ド・ラフィットほどの一貫性はない。
《ボルドー第4版より抜粋》

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